Baseball Love - 最新エントリー
冬が終わり、いよいよラストシーズンが目前に迫ってきた。
プロ野球もキャンプが終わり、実践的なオープン戦がスタート。
「いよいよ来たな!」と胸が高ぶる。
この冬は十分とは言い難いが、それなりにトレーニングは積んできた。
土日の練習に加え、木曜日は夜の自主練習。
チームとしてもレベルアップをしてこられたんではないだろうか…。
響自身も、随分と変わったと思う。
何よりも野球に向かう姿勢が変わった。
ただシーズン前にして、チーム事情で色々と…。
今年はピッチャーで行くと決められていたはずなのに、キャッチャ-の故障でしばらくはキャッチャーをやる事に!
響の球を受けるキャッチャーがいない。やむを得ないな~
また、バッティングも右から左に!
今までも右にしたり、左にしたり…。
いっそのこと、スイッチヒッターでもいいんじゃないかと思ってしまうが、監督の決定を信じて頑張らせるしかない。
さあ、シーズンが始まるぞ!
今年も響と一緒に夢を追いかける。
プロ野球は日本シリーズの真っ最中。
この時期まで公式試合ができるのは、ごく限られたチームのみ。
息子達のチームは、残念ながら早々と公式戦は終わってしまった。
しかし、逆に来季に向けての準備が早めにスタートしている。
ピッチングマウンドまでは16m。
来年度に向けて1m長くして練習に取り組んでいる!
練習試合もたくさん組んでもらい、実践的な練習が繰り返される。
公式戦のような緊張感はないが、じっくりと腰をそえて練習に励んでいる。
この地道な練習が花開くことを信じて、今は頑張るしかないね。
今年の市大会の初戦が今日行われた。
この大会ではベスト4に残ることが目標であったが…
昨日から4番のK君が高熱を出し、試合に出ることが不可能になってしまった。
響は4番とキャプテンの重責を背負いながら試合に挑むことになった。
何としても勝ち進まなければならない試合であったが初回から苦戦する…。
2回裏ノーアウト満塁。
しかしここから響の粘りのピッチングが始まった。
三振・三振・三振!
マウンド上で響がガッツポーズ!
息子ながら「かっこいい!」と思った。
ピンチの後にチャンスあり…
しかし、筋書き通りには試合は進まない。
相手ピッチャーもコントロールが良くなかなか出塁することができなかった。
行き詰まる投手戦。どちらもピンチを背負うが粘り切る。
0対0のまま試合は後半戦に!
ここでチャンスがやってきた。
3番H君が快心の3塁打!
バッター響。
この試合のために、ここ数日でバッティングフォームもかえて調子も上がってきた。絶対打ってくれるはずだ!
「カキーン!」
右中間に打球が抜けた…と思ったら守備位置を変えていたショートへのライナー。そのままダブルプレーでチャンスが途切れた…。
その裏エラーから1点を失い、時間切れで敗戦…。
響が初めてグラウンドで泣いた…。
いや、泣き顔はしていたが必死で涙をこらえていた。
その姿を見て、涙する自分。
ピッチャーは孤独だ。
何度もピンチがあったが、それに動じずに6回を投げ切った響。
負けたけど、かっこよかったぞ!
本当の勝負は6年生の春の大会!
「遥かなる甲子園」を読んで
HIBIKI
僕はこの本の主人公と同じで野球をやっています。でも耳はしっかり聞こえています。だから主人公のように耳が聞こえずに野球をやるということは、全く想像もつきません。ボールが転がる音やボールがバットに当たった音や、監督やコーチの声、そして応援の声までもが聞こえないなんて野球をやっていて面白いかと思いました。
それでもあきらめずに手話を覚えて人と話をしたり、口の動きだけで相手の言葉を理解したりしながら自分のやりたい野球をやり続けている主人公はすごいと思いました。
でもこの本を読むと、耳が聞こえないことでチームのメンバーの声も聞こえないために仲間に迷惑をかけてしまうだけではなく、怪我までもさせてしまったりしていて、やはり耳が聞こえないということは野球選手にとっても大変なことなんだなと思いました。
特に素敵だなと思ったところは、耳が聞こえない主人公を快くチームに入れてくれた人がいて、そのチームのメンバーも主人公をいじめたりしないで一緒に協力して野球をやっているところです。みんなの優しさを感じました。
実は僕も左右の足の長さが違います。そりゃあ少しは足のことを気にしているけど、野球をやりたいので頑張ってやっています。僕の左右の足の長さが違うのは、主人公と同じく生まれつきです。でも最近足の病院へ行ったら、そろそろ手術をやらないといけないと先生に言われました。正直言って手術は怖いです。それに手術をするには入院をしないといけないから、その間は野球はできないからつらいです。
でも僕は甲子園に行くのが夢です。そのためには、やっぱり手術をやっておかないといけないから、嫌でも頑張ると決めました。それにこの本の主人公は耳がきこえない。僕は左右の足の長さが違う。この二つを比べれば、ぜんぜん僕のほうがまだましだと思いました。
今回、たまたま本の主人公が僕と同じ野球をしていて、体に少し普通の子とは違う障害がある所も同じでした。だから今野球をやっている幸せを感じながら、また今日から野球の練習を続けて、これからも大好きな野球を頑張っていこうという思いになりました。いつも野球の練習を見てくれるお母さん、仕事で忙しいのに少しの時間でも練習に付き合ってくれるお父さんがいるからだということも忘れないようにしたいです。
絶対に甲子園に行って有名になって、プロ野球選手になって中日ドラゴンズに入団するぞ!!
「遥かなる甲子園」作:山本おさむ
秋の公式戦が始まった。
目標は市大会でベスト4。
昨年は奇跡的に勝ち進んで3位になったが今年はそんな簡単にはいかないであろう。
しかし、ここでベスト4に入れば来年のシード権が手に入る。
負けるわけにはいかない…。
同時に地域(南部)の大会も始まった。
昨日はその初戦。
軽く勝ち上がるつもりであったが、苦戦した上でサヨナラ負け…。
勝負毎は結果を出すことは難しい。
ただ最近、ベンチのゴタゴタガ続いている。
どのチームも同じだと思うが、教育の場であるスポ少でどれだけ勝利にこだわるかというバランスが実に難しい。
一人の親としてベンチ批判は避けなければならないとは思っているが、時には一言言いたくなる時もある。
昨夜は父親が集まって飲み会をした。
色々な不平不満もたくさん出たが、子供たちのおかげでこういった父親の会を開くことができる。
グダグタ言いながらも、真剣に野球を語り合っているPaPa達も熱い!
スポ少はやっぱり楽しいよ。
でもなぁ~ やっぱり勝利の美酒を味わいたいぞ!
市大会は勝ち進もうぜ!