| 技術 asatake 2011-1-31 19:18 655 0
○電子教科書を活用 工具などの名前を覚える授業で使用 フラッシュカードのような穴埋め問題も出題可能です。生徒達からも好評です。
○実物投影機で撮影 実物投影機のSDカードに生徒の作品を保存。 成功例や失敗例をその場で撮影することで、具体物を使って教材化します! 目の前にある作品をすぐに紹介できる手軽さは、生徒の意識付けにもってこいです。
○プレゼンソフトを活用 完成した作品をカメラを使って様々なアングルから撮影させます。 使用目的を明確に与えることで、デジタルカメラも有効な学習ツールとなります。 それらの写真をプレゼンソフトで編集。 自分の作品をICTを使って分かりやすく伝えようとすることで、表現する力も養うことができます。
○「つたわるねっと」の活用 情報モラルの学習で使用しています。このソフトでは電子メールや掲示板・チャットなどを安全に体験することができます。体験をしながら学習をする。リアルな学習場面をシュミレーションで作り上げます。
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| 国語 asatake 2011-1-31 19:35 650 0
●三年生単元名 豊かな言葉「俳句の可能性」 ◇この単元でめざす生徒の姿 俳句の約束(有季定型など)を正確に理解し、俳句の表現から情景や作者の思いを読み取り、自分の言葉で表現できる生徒 ◇自分の考えを適切に表現する力を付けさせるための指導 俳句から読み取る要素として ①いつ・どこで・誰が・何をしている場面 ②作者が抱えている背景・ドラマなど、大きく分けて2つの項目を示し、読み味わうためのポイントを指導した。 今回は俳句から読み取ったことを視覚的に伝えることを表現の工夫点として、画像資料3枚を提示できるソフト「俳句ステーション」を活用した
●全学年「新出漢字学習」 リピランによって、新出漢字・熟語の読みを繰り返し練習する。国語係が二分前学習で行う。
●二年生「短歌を味わう」関連活動 百人一首大会に向けて 教師が音読。下の句がよく聞き取れなかった生徒への援助、あるいは聞き取りが曖昧であった生徒が確認できるように、読み札を実物投影機でその都度拡大して映し出す
●二年生「提案のしかたを工夫しよう」プレゼンテーション 身の回りからテーマ(例 言葉の分類など)を決め、資料を作成し、PowerPoint等でプレゼンテーションを行う。
教科の特性上、ICT機器を簡単に授業に組み込むことはできません。ただ、利用目的を明確にして指導に当たることで、今までは実現できなかった授業を創りあげることも可能だと思います。どのように授業設計をしていくのか?これらさらに実践研究を進めていきたいと考えています
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| 家庭 asatake 2011-1-31 19:21 647 0
○Best1 保育実習 保育実習の写真をフォトムービーに編集し、活動の振り返りをしました。 写真やビデオからは、その場で見えなかった「様々な事」が見えてきます。 自分の動きや表情、園児の嬉しそうな様子、園児用に合わせて作られている施設、園児の服装など、それら全てが教材になります。
○Best 2 シャッフル 裁縫道具の名称を覚えることを目的に作りました。生徒達にも楽しみながら覚えることができると大変好評です。今後、布の縫い方、野菜の切り方、調理道具の名称などのシャッフルも作り、知識の習得につなげていきたいと考えます。
○Best 3 実物投影機(elmoくん) 家庭科は、身の回りにあるものを教材として扱うことが多い教科です。だから実物投影機は大活躍です。例えば生活住居分野では、広告に載っている家の間取り図を映し出し、住まいの役割や工夫の仕方、問題点などの意見交流を行いました。もちろん、生徒の作品の発表にも使用しています。ただ実物投影機は立体のものを見せるためにはひと工夫必要だと感じています。
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| S-tation asatake 2010-5-19 19:12 644 0
教室で使える便利なツールをイメージして、「S-tation」というソフトを開発しました。
現在、自校ではほとんどの教室で利用していただいておりますQ 朝、日直がこれを立ち上げてから放課後まで、常にS-tationが立ち上がっている状態です。 このS-tationには様々な機能がつけてありますが、一番利用頻度が高いのが「タイマー」です。 授業だけでなく、給食の配膳時間や、帰りの会の予定を書く時間など、それぞれのクラスで工夫した使われ方がされています。 「このように使わなければならない!」という作りではなく、「どのように使うかは利用者次第」というスタンスでソフトを創り上げることが重要だと思います。 これからも改善をしていく予定ですが、あくまでも「作りこまない」という事を忘れてはいけないと考えています。
「いつでも」「どこでも」「いつまでも」使えるソフト。 ご自由にお使いください! |
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| 素材の劣化? asatake 2011-11-16 11:58 642 0
理科の授業でビデオを使っていました。 デジタルTVにわざわざVHSのアナログ教材を映し出しての授業です。
奇麗な映像を見慣れている今は、この画像の粗さをみるとレトロチックになってしまいます。
ただ教材の質としてみてみると、決して劣化はしていないんですよね。 おそらく、このような質の高い教材が、まだまだアナログのまま時代の流れからポツンと置き去りになってしまっているのではないだろうか…。 デジタル化時代の難民、アナログ教材…?
急速にデジタル化、高映像化が進む中、本当に教材の質の良さに目を向けなることをしないと、わざわざこのような教材を授業では使いません。 良い物は良い! それがアナログであっても…。
この部分は大切にしたいですね。 その上で、できればこのような教材をデジタルに移行していけると良いんじゃないかな…。
デジタル教材を一から作ろうとするから大変になる。 今ある教材を、今の技術を取り入れて作り替えるだけで、素晴らしい教材が出来上がりますよね。
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| 自学用教材 asatake 2011-6-5 22:28 641 0
期末テストに向けて、休み時間や放課後に「寺小屋」なる学習会を開いている。 学校では頑張れるんだけど、どうしても家での学習が進まない。 そんな生徒達のために、家で学習する教材を作成した。 これでどのような成果があがるのかを検証したい。 (ちなみに専門教科は数学)
著作権上グレーゾーンではあると思うが参考までに・・・。
■期末勉強用 Web教材 |
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| 実践まとめ asatake 2011-1-30 20:14 640 0
Plusコンテンツ Plus周辺機器 Plusネットワーク 結局、本校の実践で見えてきたのはICT環境「Plusアイディア」という結論です。 ICT機器に使われない。あくまでもICT機器は使うものです。 教師のアイディアで、「これらの環境を生かす」ことがICT推進に一番大切なことだと考えます。 ICTは常に変化し続けます。 「将来的にどのように使おうか・・・」と考えるより、「今、どう使う!」かが重要です。 積極的に使おうとする意欲も欠かせません。 若い教師、ベテランの教師、ICTの得手・不得手、教科の特性・・・あらゆる使い方に柔軟に対応してくれるのがICTの良いところです。 「このように使わなければならない!」という固定概念を捨て、生徒のためにアイディアを凝らしながら積極的に使ってみる。 これからも、本校ではこのスタンスで実践を積み重ねていきたいと考えています。
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| 最後はアナログ asatake 2012-1-31 16:18 638 0
数学で投影図の学習・・・。
立体を投影して、平面として捉えさせることで思考を深めます。 3Dの情報量を2Dに絞り込むことが必要となります。 これをする時こそICT…と思ってましたが・・・。
例えば円柱を正面からみると長方形になる。 でも、これはあくまでも「数論」での見え方でした。 実際に肉眼で捉えると、長方形には見えないんですよね。 人間の目の性能の高さが、それを不可能にしてします。 つまり遠近をうまく捉えてしまうために、どうみても長方形には見えない。
もちろん、数論上では長方形になるのですが、実視では長方形にはならない…。 ここを生徒にどう理解させるか?
3Dソフトを試してみたり、実際に光源を使って投影してみたり、更にはOHPの利用も考えて…。 こんな教材研究をしながら、最後にたどりついたのはアナログの手作り教材でした。
ICTは絶対ではないんですね。 場合によっては、ICT活用が思考の邪魔になってしまう事もある。 利用の判断基準は、授業の目的に合っているのかどうか? デジタルとアナログの優位性はない。 両方とも共存していくことが望ましいのかな…。
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| 最新モバイル asatake 2011-1-31 20:01 634 0
最新モバイル!
数学家が最近、持ち歩いている「モバイル」を紹介する。 モバイルは何も最新のデジタル機器だけではない。 ここで紹介するのは、水性ペン・マジックリン・雑巾・スポンジである。 これが、数学家の最新モバイルだ!
デジタルスクリーンに直接ペンで書きこんでしまう!
こんな使い方は邪道かもしれないが、一番手っ取り早い方法だと思う。 大型ディスプレイに字を書きたくて、いろいろ試してはみた。 スクリーン前面に、透明なビニールシートを張る方法。 パソコンにソフトを入れてみる方法。 タブレットで書きこむ方法…。 結局、直接書き込むの方法が一番良いだろう…という結論!
ディスプレイの表面は強化ガラスが貼られているので、水性ペンで書くぐらいなら耐えられる。 ポスカもお薦めだ。 しかし、この場合は授業後に消すことを忘れてしまうと、あとでとんでもないことにはなる。インクがたれてドボドボ…という失敗もあったが、一番色のノリが良いのはポスカである! これも一つの研究!
大型ディスプレイに組みあわせて使うのは、何もデジタル機器だけではない。 工夫次第で活用は広がる。
TVは見る時代から使う時代へ… こんな使い方もあっていいと思う。
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| リアル asatake 2010-12-8 22:18 623 0
理科の授業の一こま…。 ここのICTは無し…。
教師の前に集まって実験を見ている生徒達。 「オーすげー」 この生徒達の発する「感嘆詞」こそが授業の醍醐味。
授業でのICT活用が進むと、このような実験がデジタルコンテンツにおきえられることが多い。 実験の準備も必要なし、実験の失敗も起こらない、時間的なロスも無し、しかもデジタルコンテンツは良くできているため、実験の内容は分かりやすい。 でも、でも、でも・・・。 やはり実験はリアルであるべきだ。 デジタルコンテンツは、あくまでもバーチャルの世界。 あえて、生の実験を見せることにこそ、授業の価値がある。
例えば、教師が行った実験をビデオに収めデジタルアーカイブ化をしておき、いつでも何度でも振り返ることができるようにしておく。そこで初めてデジタルの利点が出てくる。 リアルな体験があるからこそ、バーチャルな世界で学習が深まっていく。授業はあくまでリアルな世界。生である。決してバーチャルに置き換えることはできない。
実験の準備の様子、実験の手順、教師の表情、たとえ実験が失敗したとしても、そこには「知識」だけではなく、実体験を伴った「知恵」として子供たちに蓄積されていく。
無意味なICT化はSTOP! 教師にとっての「楽」は子供にとって良いことばかりでない。
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