| デジタル教科書
asatake 3その他 2011-10-5 16:42 591 0
英語のデジタル教科書活用が本年度も進化し続けています!
「デジタル教科書は便利だ!」という言葉が英語かで口にされていたのは昨年度…。 本年度は「デジタル教科書は効果的だ!」といわれています。 使いこなすと、デジタル教科書でしか実現できない授業が出来上がってきたようです。
マーキング機能を使いこなす。 リピート機能を能力に合わせて使い分ける。 「シャドーイング」という教育技法が実現できることで、今までやりたくてもできなかった授業が成立します。 英語では「シャドーイング」が有効だそうです。 それができるのは、デジタル教科書しかない…。 教師にとっては「夢を実現」させるツールなんですよね。 そこに辿り着いた先生方が凄い! |
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| 道徳で・・・
asatake 3その他 2011-11-16 11:47 702 0
道徳でもICTを活用してみる。 文章の中に登場人物が多く出てくる資料のため、その人物構成をつかませるための資料提示に活用。 あくまでも補足資料としての位置づけです。 ここで、補足資料が出しゃばりすぎてもいけない。 資料を活かすための補助情報を絞り込むことが大切ですね。
また、今回は試験的な取り組みもしてみました。 教師の範読の代わりに、デジタル資料を試作してみました。 何人かの教師が役割を決め、台詞をリアルに・・・ ちょっとしたラジオドラマのイメージですね。 それにイメージ映像を追加して、動画として保存。
実際の授業では使いませんでしたが、このような教材もアリだと思います。 作成してみて分かった事は、このような教材を作ることが資料分析につながるということです。 文章を分析するだけの机上研究だけでなく、このような制作活動をしながらの研究も面白い。 資料の分析の仕方、研究の仕方にも、まだまだ工夫の余地ありですね。 |
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| 素材の劣化?
asatake 3その他 2011-11-16 11:58 648 0
理科の授業でビデオを使っていました。 デジタルTVにわざわざVHSのアナログ教材を映し出しての授業です。
奇麗な映像を見慣れている今は、この画像の粗さをみるとレトロチックになってしまいます。
ただ教材の質としてみてみると、決して劣化はしていないんですよね。 おそらく、このような質の高い教材が、まだまだアナログのまま時代の流れからポツンと置き去りになってしまっているのではないだろうか…。 デジタル化時代の難民、アナログ教材…?
急速にデジタル化、高映像化が進む中、本当に教材の質の良さに目を向けなることをしないと、わざわざこのような教材を授業では使いません。 良い物は良い! それがアナログであっても…。
この部分は大切にしたいですね。 その上で、できればこのような教材をデジタルに移行していけると良いんじゃないかな…。
デジタル教材を一から作ろうとするから大変になる。 今ある教材を、今の技術を取り入れて作り替えるだけで、素晴らしい教材が出来上がりますよね。
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| Volume-control
asatake 1実物投影機 2012-1-29 20:57 929 0
理科の実験を説明するときに実物投影機を利用する。 画面に映し出すものは何か?
この時間に映し出したものは「メモリ」でした。
全体の流れは生で「ルーズ」に見せる。 メモリだけを「アップ」で見せます。
この時間は質量保存の法則を学ぶ学習でした。 実験で大切な事は「質量」です。 この提示の仕方によって、生徒達の学習視点を「質量」に絞り込みます。
岐阜大学の益子教授から、拡大する事で「見えるものを見えなくする」効果を教えていただきました。 目からウロコです。
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| Time-Control
asatake 2コンピュータ 2012-1-29 21:03 611 0
体育「ダンス」の実践より・・・
自分たちの動きをカメラで映しながらプロジェクタを使ってリアルタイムでで壁に映し出します。 大きな鏡のような使い方ですね。
リアルタイムで自分の動きを確認しながら修正する。 その上、録画をしておけば後からでも振り返る事ができます。
この環境があるだけで、人間は踊りたくなってしまうんですよね。おそらくchu-chu-train・・・ 人間の心理をくすぐります。 環境を整えるだけで、気持ちが高ぶってくるんですね。 |
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| 教材作り3つのファクター
asatake 3その他 2012-1-31 10:40 571 0
H24.1.27(Fri) 長森南中学校で岐阜市教育公表会が開催されました。 今回のテーマは「教材作り」 ICTを使って教材と磨くというコンセプトでした。 長森南中で作りあげた教材作りの「論」を記載しておきます。
教材作りの3つのファクター ■Volume-control 素材の量をコントロールしながら教材の質を高めていく方法
■Real-control 素材にリアルさを加味することで教材の質を高めていく方法
■Time-control 素材に時間の概念を加味しながら教材の質を高めていく方法
もちろん、教材作りはICTがなくても行うことはできます。 しかし、長森南中では従来通りの教材作りにICTを活用することで、教材がより質の高いものへと磨かれていくと考えます。
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| 家庭
asatake 3その他 2012-1-31 10:55 1067 0
学習手順、活動手順を教える場合はどうするか…。
文で説明したり、言葉で説明したり、時には映像を交えて… この時間はショートムービーを準備しました。
この時間は、詳しい説明なしで調理をさせる必要がありました。 そのために選んだのがムービー。 しかも、スライドムービー(静止画像をつなげたもの)ではなく、モーションのあるムービーです。 モーションを映し出すことで、静止画では伝えきれないたくさんの情報を伝えることができます。
例えば練り込む場面…。 モーションにすると、その練り込み方法まで教えなくても伝えることができます。 逆に、音声は入れてありません。テロップもありません。 その上、時間はわずか1分…。
このような作りは授業者の、この教材を使う意図からきています。 この教材が効果的であったかどうかの検証は必要ではありますが、ICTを使った教材作りでは、そこに含ませたい情報量を自由にコントロールすることが可能となってきます。
これが■Voluume-Control ICTを使った教材作りの利点の一つだと捉えます。 |
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| 最後はアナログ
asatake 3その他 2012-1-31 16:18 642 0
数学で投影図の学習・・・。
立体を投影して、平面として捉えさせることで思考を深めます。 3Dの情報量を2Dに絞り込むことが必要となります。 これをする時こそICT…と思ってましたが・・・。
例えば円柱を正面からみると長方形になる。 でも、これはあくまでも「数論」での見え方でした。 実際に肉眼で捉えると、長方形には見えないんですよね。 人間の目の性能の高さが、それを不可能にしてします。 つまり遠近をうまく捉えてしまうために、どうみても長方形には見えない。
もちろん、数論上では長方形になるのですが、実視では長方形にはならない…。 ここを生徒にどう理解させるか?
3Dソフトを試してみたり、実際に光源を使って投影してみたり、更にはOHPの利用も考えて…。 こんな教材研究をしながら、最後にたどりついたのはアナログの手作り教材でした。
ICTは絶対ではないんですね。 場合によっては、ICT活用が思考の邪魔になってしまう事もある。 利用の判断基準は、授業の目的に合っているのかどうか? デジタルとアナログの優位性はない。 両方とも共存していくことが望ましいのかな…。
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| デジタル教科書
asatake 3その他 2012-3-5 10:59 903 0
英語科で当たり前のように使われているデジタル教科書。 本校では、もうなくてはならない存在になっている。 それが、この2年間の蓄積の成果である。
それが…
来年度は学校にデジタル教科書は市から配布されないらしい。 予算の問題もあるので無理は言えないが、これからデジタル教科書の利用が推進されていくはずなのに、肝心のデジタル教科書が支給されないとは…。
とりあえず本校では、来年度「英語」のデジタル教科書の購入だけは学校予算での対応をお願いしてある。
デジタル教科書は教師用と生徒用の2種類が考えられている。 今後、これらの教具が教育現場に広がっていくのであろうが、これに対しての予算確保の問題も非常に難しいと思う。
業者が作ったデジタル教科書を購入するというのが一番手軽ではあるが、予算的な事を考えると現実的には厳しい。 そこで提案したいことは、現場でオリジナルのデジタル教科書を作ってしまうという動きだ。 現在でも、教師が作ったオリジナルコンテンツはたくさんある。 これらのコンテンツや、コンテンツ作りに携わった教師の力を合わせれば、業者の作る「デジタル教科書」に匹敵するものが作れるのではないかと考える。 出来上がったものはもちろん無償配布!
現場教師が作るデジタル教科書! 実現は不可能だろうか…。 |
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| アイディア勝負
asatake 3その他 2012-3-5 11:18 1031 0
Time-Control 本校で掲げた”教材作り”のファクターの一つ。
時間をコントロールすることによって、教材化をはかるという手法であるが、体育科ではこの実践を積み重ねている。
体育科ではICT機器を使ってタイムラグを作り、それを授業にいかすという実践が先進校でも行われている。 この実践を真似て、本校でも取り組んでみようと試みた。
例えば、跳び箱の学習…。 写真やビデオを使って自分の運動を振り返る。 これは、確実に成果は上がる。しかし機器の操作などのハードルも高く、日常的に使える手法ではない。 そこで考えるのが「タイムラグ」を使った実践。 ビデオを撮影する。 ディスプレイには数秒遅れて、映像が自動で映し出される。 生徒たちは運動を終えた後、ディスプレイの前に来ると、タイミングよく自分の運動の姿を確認することができるわけだ!
プロ野球選手がアウトになったあと、オーロラビジョンに目をやり、自分の打席をチェックする光景をよく目にする。 あの手法を授業でも取り入れる…。
このタイムラグ再生の仕方はいろいろあるようだ。 本校でも実践研究を参考に色々と試してみたが、最終的にとった方法はハードディスクレコーダーの「追っかけ再生」という機能を使ったものである。 本来「追っかけ再生」という機能は、このような使い方をするためのものではない。その機能を授業に使うという発想は教師独自のものだと思う。
新しい機器を使うのもいい。 しかし、今使っている機器の機能を見直すと、授業で使える「機能」はまだまだ眠っている。 教師という視点で機器をもう一度見つめ直してみたい。
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