| 家庭 asatake 2012-1-31 10:55 1053 0
学習手順、活動手順を教える場合はどうするか…。
文で説明したり、言葉で説明したり、時には映像を交えて… この時間はショートムービーを準備しました。
この時間は、詳しい説明なしで調理をさせる必要がありました。 そのために選んだのがムービー。 しかも、スライドムービー(静止画像をつなげたもの)ではなく、モーションのあるムービーです。 モーションを映し出すことで、静止画では伝えきれないたくさんの情報を伝えることができます。
例えば練り込む場面…。 モーションにすると、その練り込み方法まで教えなくても伝えることができます。 逆に、音声は入れてありません。テロップもありません。 その上、時間はわずか1分…。
このような作りは授業者の、この教材を使う意図からきています。 この教材が効果的であったかどうかの検証は必要ではありますが、ICTを使った教材作りでは、そこに含ませたい情報量を自由にコントロールすることが可能となってきます。
これが■Voluume-Control ICTを使った教材作りの利点の一つだと捉えます。 |
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| 教材作り3つのファクター asatake 2012-1-31 10:40 553 0
H24.1.27(Fri) 長森南中学校で岐阜市教育公表会が開催されました。 今回のテーマは「教材作り」 ICTを使って教材と磨くというコンセプトでした。 長森南中で作りあげた教材作りの「論」を記載しておきます。
教材作りの3つのファクター ■Volume-control 素材の量をコントロールしながら教材の質を高めていく方法
■Real-control 素材にリアルさを加味することで教材の質を高めていく方法
■Time-control 素材に時間の概念を加味しながら教材の質を高めていく方法
もちろん、教材作りはICTがなくても行うことはできます。 しかし、長森南中では従来通りの教材作りにICTを活用することで、教材がより質の高いものへと磨かれていくと考えます。
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| 素材の劣化? asatake 2011-11-16 11:58 635 0
理科の授業でビデオを使っていました。 デジタルTVにわざわざVHSのアナログ教材を映し出しての授業です。
奇麗な映像を見慣れている今は、この画像の粗さをみるとレトロチックになってしまいます。
ただ教材の質としてみてみると、決して劣化はしていないんですよね。 おそらく、このような質の高い教材が、まだまだアナログのまま時代の流れからポツンと置き去りになってしまっているのではないだろうか…。 デジタル化時代の難民、アナログ教材…?
急速にデジタル化、高映像化が進む中、本当に教材の質の良さに目を向けなることをしないと、わざわざこのような教材を授業では使いません。 良い物は良い! それがアナログであっても…。
この部分は大切にしたいですね。 その上で、できればこのような教材をデジタルに移行していけると良いんじゃないかな…。
デジタル教材を一から作ろうとするから大変になる。 今ある教材を、今の技術を取り入れて作り替えるだけで、素晴らしい教材が出来上がりますよね。
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| 道徳で・・・ asatake 2011-11-16 11:47 684 0
道徳でもICTを活用してみる。 文章の中に登場人物が多く出てくる資料のため、その人物構成をつかませるための資料提示に活用。 あくまでも補足資料としての位置づけです。 ここで、補足資料が出しゃばりすぎてもいけない。 資料を活かすための補助情報を絞り込むことが大切ですね。
また、今回は試験的な取り組みもしてみました。 教師の範読の代わりに、デジタル資料を試作してみました。 何人かの教師が役割を決め、台詞をリアルに・・・ ちょっとしたラジオドラマのイメージですね。 それにイメージ映像を追加して、動画として保存。
実際の授業では使いませんでしたが、このような教材もアリだと思います。 作成してみて分かった事は、このような教材を作ることが資料分析につながるということです。 文章を分析するだけの机上研究だけでなく、このような制作活動をしながらの研究も面白い。 資料の分析の仕方、研究の仕方にも、まだまだ工夫の余地ありですね。 |
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| デジタル教科書 asatake 2011-10-5 16:42 576 0
英語のデジタル教科書活用が本年度も進化し続けています!
「デジタル教科書は便利だ!」という言葉が英語かで口にされていたのは昨年度…。 本年度は「デジタル教科書は効果的だ!」といわれています。 使いこなすと、デジタル教科書でしか実現できない授業が出来上がってきたようです。
マーキング機能を使いこなす。 リピート機能を能力に合わせて使い分ける。 「シャドーイング」という教育技法が実現できることで、今までやりたくてもできなかった授業が成立します。 英語では「シャドーイング」が有効だそうです。 それができるのは、デジタル教科書しかない…。 教師にとっては「夢を実現」させるツールなんですよね。 そこに辿り着いた先生方が凄い! |
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| 大型ディスプレイ asatake 2011-9-8 20:24 750 0
教室においてある大型ディスプレイ。 実は教室以外で利用価値は高かったりもする・・・。
本校では試験的に学校玄関に一台設置してある。 これはウェルカムボードとして活用。 そして最近は運動場に近い武道場入り口にも大型ディスプレイを設置した。 部活(陸上部)で動画を撮り、生徒に見せることが多いけど、カメラのディスプレイでは小さすぎる。 運動場でとって大型ディスプレイで見せる。 これは効果的です。
今日はさっそく応援団指導の先生が、応援の様子を撮り、すぐに映像を見ながらのミーティング! 大型ディスプレイを教室だけで使うのはもったいないです。 |
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| タブレットPC asatake 2011-8-31 9:17 698 0
本校に試験的に導入されたタブレット型PC。 パソコン10台と、無線レシーバーが10台。 これをどのように使うべきか…。
おそらく無理にでも使わなければ、いつまでも棚に大切にしまわれ続けるだけであろう。 早速、学級に無線レシーバーを設置。 3台のタブレットPCを教室内で自由に使えるようにした。 これを生徒達が、どのように使うのか? 各教科の教師が、どのように使うのか? 一つのモデル学級として、とにかく使ってみようと思う。
残りのレシーバーも、使えそうな教室に設置する予定だ。 PCさえ持っていけば、何時でもタブレットPCが使える! 考えているのは、美術室・理科室・少人数教室といった所か…。
これを使って何をするのかは、残念ながら見通しは持ててはいない。 使ってみてから考えよう。 |
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| 教室ICT化 asatake 2011-8-30 16:52 805 0
教室にICTが入ってきたが、どうも使いにくい状況にある。 学校を作った時の教室設計にICTは無かったのだから仕方がない。 教室の空いたスペースに置かれているのが現状…。 コード類がバラバラ床に落ち邪魔くさい…。 何とかならないものだろうか…。
その中でも、一番気になっていた事は教師の授業スタイルに縛りが出てきてしまっていることである。 PCを使うために大型スクリーンの前まで移動。操作する時は、生徒に背中を見せながら…。 これを何とか改善できないだろうか?
僕は演説台のような物を教室に設置し、そこにPCを置ければ理想的だと思う。 夏休み中に演説台を作っちゃおうかな~と思っていたら、倉庫の奥深くに眠っていた演説台を発見! 早速教室に持ち込んで設置を試みた!
教室の真ん中に演説台! その横には実物投影機。 長めのケーブルをひとまとめにして床を走らせ、大型スクリーンまでつながっている。 これでどうだ! 大学の講堂みたいな雰囲気ができあがった。
早く授業をしたい気持ちになってくる。 2学期は、この環境で各教科の先生方に授業をしてもらう。 色々な意見を聞きながら、よいよい環境を考えていきたい。 最終的には、今の環境にフィットした自作演説台を創り上げよう! |
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| AEDもICT asatake 2011-8-22 16:28 864 0
今日は職員研修で、心肺蘇生法の研修がありました。 何度聞いても忘れてしまうんですよね。
でも、この蘇生法の仕方も年々改善され、すごくシンプルになってきました。 手順が少ないから、これなら頭に残りそうです。 不必要な事をそぎ落とし、本当に必要な手順だけを覚える。 人間の頭に入るのは3つぐらいの手順ですからね…。
また、AEDの使い方について学習も行われました。 AED…。心配無用です。 これは使った事はない人でも、確実に使える工夫がされています。 箱を開ければ、イラスト入りのパットが目に入る。 これにはイラストが描いてあり、体のどこに貼るのかが一目瞭然です。文字は必要ありません。イラストの効果です。 また、この先は音声で指示が出されます。 音声通りに機会を操作していけば大丈夫。 ボタンも最低限の物しかついていません。 これこそ、まさにユニバーサルデザインです。 ICT機器といえば、色々とできることがウリとなり複雑化していく事が多いですが、これは本当によく考えられていると思います。
シンプルに! シンプルに!
考え方も、構想も、機械も・・・ 時代は、シンプル・イズ・ベストですね。 |
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| 人的セキュリティー asatake 2011-7-16 20:27 767 0
どこでもデジタル教科書が使える。
本校ではサーバーにデジタル教材が入れてあるので、校内のどこからでも教材を使うことができる。 特別なセキュリティーはかけていない。 危険ではあるが、本校ではこれを「人的セキュリティー」と呼ぶ。
セキュリティーを破るのは人間。 これを守るために、物理的にセキュリティーをかけても限がない。 そのために「情報モラル」等の情報教育の必要性が叫ばれているわけで、お互いを信頼しあう意味でも「人的セキュリティー」が究極のセキュリティー対策であると考えたい。
ただ誰もがアクセスできる状況にあるため、誤った操作でデータが消えてしまうという事も年に数回ある。 そのために普及作業が必要となるが、それよりも日常的な便利さを手に入れられる利点に比べたら大した問題ではない。 |
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