東京へ修学旅行。 各学級ではグループごとの班別研修の計画を行っている。
生徒達にはガイドブックが配布されているが、それだけでは必要な情報が足りない。 教室のPCが順番待ちでフル回転する。
常にネットが使える状況になっているので、必要な情報はインターネットを使って・・・という発想が生徒達にある。 その使い方を観察していると、完全にツールとして使いこなしている実態が見えてくる。 MAPを使って自分達の移動線を分析するグループや電車の乗り継ぎをシミュレーションするグループ、更には当日の公演やイベントのチェックをするものや、目的とするSHOPのお勧め情報を入手するグループ・・・。 昔よく使われた「ネットサーフィン」のように、ダラダラとネットをするのではなく、明らかに目的を持って、その上でその情報を一番掴みやすいサイトへアクセスして活用している。
これらの使い方は学校で教えているものではない。 生徒達が自分達で学んでいる事が多い。 その多くの場が、家庭でのネット環境にある! 諸刃の剣ではあるが、生徒達はうまく情報機器を活用する手法も身につけ始めている。
最近思うが、学校で教える情報活用の方が後手に回り始めている。 既に生徒がスマートフォンやPadを使いこなす時代だ。 学校で教えなきゃならないと片意地張る必要は無いと思う。 学校は家庭で身につけた活用能力を活かせる場と捉えていけばよいのではないだろうか・・・。 必ずしも教師が情報活用の先端を走り続ける必要は無い。 しかし、その生徒の活用能力を活かしていくことは考えなくてはならない。
生徒の情報活用能力を分析する必要はある。
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