Baseball Love - 夜練

夜練

カテゴリ : 
BLOG
執筆 : 
asatake 2012-5-8 22:46


いよいよ今週から公式戦が始まる。
イマイチ調子が上がらない状態に焦りを感じ、本格的な夜練をはじめた。
狭い庭だが、どうにかバットを振るスペースはある。
このスペースでできる限りの練習を考える。
どのような練習方法をすると良いのか?
短時間で効率の良い練習を考えることが大切だ!

夜はバッティングの音も近所迷惑になるので、ボールの変わりにタオルや新聞紙を丸めたものを使う。
特に矯正をしているのが体の開き!
よく体の開きが指摘されるが、「開くな!」といってもすぐに直るものでもない。
「なんで、開くんや!」「何度言ったらわかるんだ!」
野球を知っている人は簡単に言うが、それがすぐに直ったらみんな苦労はしない。
そもそも「体の開き」とは何なのか?
知識の無い親としては、まずそこから勉強せざるをえない。
色々な本を参考にしてみるが、そこに明確な答えは書かれていない。
つまり「体の開き」という定義はないのである。
もっといえば、「体を開いて」打っているプロ野球選手も多い!
野球用語はあくまでも「イメージ論」が多く、それをそのまま子どもに理解させようとすることに無理がある。
だから変に親が、このような言葉を多用すると子どもを型にはめてしまう。
イメージ論で教えては駄目だ。

では、どうするのか?
子どもに自分で掴ませるしかない。
僕なりに子どものフォームを分析する。
ここで活躍するのはハイスピードカメラ!
プロの打撃フォームと比べることで、子どもの欠点を見つけ出す。
なるほど・・・
「これが、体の開き!と言われるものか・・・」
頭では理解したが、子どもにそれをどう教えるべきか?
さらには、それをどう矯正してやるべきか・・・。

今チャレンジしているのは、これもイメージ論になってしまうが、俗に言う「へそで打つ」という事である。
これも捉え方が色々あるが、子どもには「へその前でグリップを固定するんだ!」と教えた。
これが正しのかどうかはわからないが、今のところ劇的にミート力が上がった。
子どもも手ごたえを掴んだようで、自分で何度も練習を繰り返している。

今日、改めてハイスピードカメラで撮影。
すると、「体の開き」と言われている欠点がなくなっていた。
これで直ぐに打てるようになるとは思わないが、今のところ効果は出ているような気がする。

「体を開くな!」と叱ってはいけない。
それで、すぐに修正できる人は少ないだろう。大人でも無理だ!
一人ひとり「体を開く」原因があるはずで、その原因を見つけ出して修正していくことが大切だと思う。

教育もしかり・・・。
「〇〇するな!」と叱っても無駄だ。
その原因をしっかり分析して、そこにフォーカスを絞り込んで支援すべきだ。

響~!
今度の試合は打ってくれよ!
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